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2010年10月

2010年10月26日 (火)

アレルギーとごはん2

皮膚が痒そうだな、赤くなってるな、と思ったらまず獣医さんに診てもらいましょう。
アレルギー性皮膚炎ではなく、真菌などによる皮膚疾患、疥癬など外部寄生虫による皮膚疾患かも知れません。特に疥癬は人間にも余裕で伝染ってしまうので要注意です。
またストレスによるあしの舐めすぎによる炎症や、首輪・ハーネスなどの摩擦による脱毛や赤くなることがあります。

アレルギー性皮膚炎かも知れない。と診断が出たらアレルゲンを特定するために血液検査をおすすめします。
とはいうものの、実際これがアレルゲン!!という結果が出ず、結局療法食をなることもしばしば。また検査にかかる費用も結構お高め。
アレルギーはフードの他に、ハウスダスト、花粉、いつも使っているベッド、洋服の繊維からもなることがあります。
人間のアレルギーでも多種多様にあるので、原因の特定は難しいのですがあまり病状が進行しないうちにキチっと獣医さんに診ていただき、相談しましょう。

ついでに、「うちの子は○○(高級ドッグフード)を食べているからアレルギーになんてならないと思うんだけど」という方がたまーにいらっしゃいますが、そんなのわかりません。
高級だろうとそうじゃなかろうと、そのフードに含まれている蛋白質がアレルゲンになるかならないかは個体差です。
またあまり使いたくない単語ですが、アレルギーを発症しやすい「体質」というのがあります。好発犬種としては、
ワイアー・フォックス・テリア
ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリア
柴犬
シー・ズー
フレンチ・ブルドッグ
ゴールデン・レトリーバー
キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル
などです。
実際、皮膚が良くない子が多いなと感じるのは、シーズーとフレブルです。

フードに対するアレルギーより、ノミアレルギーやアトピーの方が多いのではないかという意見もあります。
フードばかり悪者にしないで、周りの環境や体質もよーーーーく考えてくださいね!

2010年10月 9日 (土)

アレルギーとごはん

人間と同様、犬もアレルギー疾患があります。
身体の表面を広く覆っている皮膚に現れるのがアレルギー性皮膚炎。
目の結膜に現れるのがアレルギー性結膜炎。
その他アレルギー性気管支炎やアレルギー性腸炎などがあります。

そもそもアレルギーとはなんのことでしょう?

手元の資料を見ているとランゲルハンス細胞とかヘルパーTリンパ球とか難しい言葉が出てきますが、短く端折ってしまえば、
過剰な免疫反応」です。
健康な身体には身体を守るための防御機能が備わっています。その防御機能が特に何でもない物質を「敵」と見なし、やたらめったら攻撃してくることをアレルギー反応と呼んでいます。
人間でも花粉症というのがありますが、あれもタダの「花粉」に過剰に反応して身体の防御機能がフル活動をして鼻水ダラダラの目かゆかゆにしてしまうのです。
(困ったもんです…。来年は例年の5~10倍の飛散量になるとかならないとか。あ~、憂鬱ですね)
専門家ではないので若干ビミョーな表現があるかも知れませんが、↑こんなもんです、たぶん。

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で、犬で一番多い過剰な免疫反応がアレルギー性皮膚炎。
症状としては、皮膚を痒がる、皮膚が臭い、赤くただれる、ふけが出るなどです。

で、何が原因で皮膚炎になるかというと、これが多種多様でわかりにくい。
もっともみなさんが一番に思い浮かべるのが「食べ物」だと思います。
実際食べ物のアレルギーも多いので、もっともだと思うのですが本当にアレルゲンは「食べ物」ですか?それって本当にアレルギーですか?

次回に続く