« 2010年5月 | メイン | 2010年7月 »

2010年6月

2010年6月 3日 (木)

犬と猫と人間と アロマセラピーの警告

またまた猫の話

毎年ペット用品の展示会というものが業者さんを中心に行われており、先日私も伺いました。

そこで、犬猫の皮膚被毛・消臭・除菌などに効果を発揮するといわれるスプレーを紹介していただきました。
商品の裏面を見ると、成分の中に「ティーツリーオイル」の表記がありました。
紹介していただいた営業さんに「ティーツリーは猫に禁忌では?」とお聞きしたところ、わからない。との返事が。
以前キャットショーで販売したことがあるが、特に苦情などは来ていないとのことでした。(この製品については製造元より猫についても使用できる安全性を証明していただきました。)

私はこのスタイル・エルを始めたときにペットに用いることが出来るアロマテラピーについていくつか調べたことがあります。
その際にわかったことは、

・エッセンシャルオイル(精油)はきちんと精製されたものでないと使う意味がなく、精製されていないものを使用すると逆にトラブルを起こしかねないということ。
いろいろなところで、アロマといって販売をされているも安価なもののほとんどは合成香料や残留農薬が入っている可能性があるということ。

・猫は人間や犬に比べると特殊な代謝をするので犬や人間に使えるオイルでも猫には禁忌なものがある。特にティーツリー、シトロネラ、タイム、シナモン、ペパーミントなどのオイルは神経症状や肝機能障害などを起こす可能性があるので猫への使用はやめた方が良いということ。最悪死亡することもあるということ。

・エッセンシャルオイルは使いかたによって、薬にも毒にもなるということ。

現在私たちの身の回りに精油の成分はたくさん含まれています。
たとえば、殺虫剤、化粧品、シャンプー・リンス、洗剤、柔軟剤、食器用洗剤などなど。それらに含まれるアロマオイルが知らず知らずのうちに猫の肝臓に影響を与えている可能性があります。
アロマオイルを直接猫の肌に付けなくても、鼻腔から、アロマオイルが塗られている飼い主の手を舐めることから猫の体内に入っていきます。
特に、アロマディフューザー等をお使いの方で猫を飼っていらっしゃる方がいましたらやめておいた方が賢明だと思います。

 天然成分は安全だ。
 人間にも使える

このように銘打った商品も見られますが、天然の中にもまた毒性の高いものが存在し、時にそれは動物を死に追いやることが出来るものもあるということを忘れないでください。
          天然≠安全

人間に使えるから、犬や猫にも使えるというのは間違いです。
人間と犬や猫その他の動物は代謝の仕方や、身体の構造が違います。人間には良薬でも猫には毒になることがしばしばあります。
飼っている動物を、守れるのは飼い主さんしかいません。
飼い主は、その動物の習性・特性をよく理解し、知った上で飼育しなければならないのです。
知らなかった、誰も教えてくれなかったでは済まない事態にならないよう、いろいろな情報に耳を傾け日々勉強をしなければなりません。
私自身もそんな飼い主の1人です。

ここでご紹介したお話しは
「Holistic Aromatherapy For Animals by Kristen Leigh Bell(邦題:愛しのペットアロマセラピー」 」
The Lavender Cat
ASPCA
を中心に書いています。

2010年6月 2日 (水)

たまに猫の話(ヘアボール)

いつも犬のことを書いているのでたまには猫の話でも。

暑くなってくるこの時期、室内の猫たちはせっせと毛繕いをしています。
ちょうど換毛期です。
換毛期とは通常年に2回、春と秋にある衣替えです。春には夏用に薄く、秋には冬用に分厚い被毛に替わります。

で、この時期せっせと毛繕いをするまじめなネコちゃんは、「オェッ」と毛玉を吐くことになってしまいます。
犬や猫は比較的吐きやすい動物です。
が、やはり吐く回数が多いと動物も体力を消耗しますし、家の中も汚れますのでできればあまりしないでほしいもの。
また、吐く事が出来ないまま、長期間腸内に毛玉が留まり最悪毛球症という病気になってしまうことがあります。
毛球症にさせないためにも、飼い主さんの日頃のケアが重要となってきます。特に長毛種のネコちゃんにはケアは欠かせません!

換毛期になったら♪

1.ブラッシングをこまめにし毛(死毛)を取り除く。
2.猫草などを用意し胃の中のヘアボールを出すようにする。
3.ヘアボール用のフードに切り替え、便からの排出を促す。

暑い夏まであとわずか!
Cat0055051_m_2