« 2007年8月 | メイン | 2007年10月 »

2007年9月

2007年9月13日 (木)

動物愛護週間


今月9月20日から26日までの一週間は動物愛護週間です。この動物愛護週間は動愛法に定められた行事で、この一週間は各地で動物に関する様々な行事が開催されます。私たちが住む福岡市でもパネル展などが開催されます。その中に写真展(動物たちのレクイエム)という項目があります。この写真展の被写体は動物管理センターで殺処分されていく犬や猫たちです。
動物管理センターで亡くなっていく犬や猫たちは全国で年間何十万頭にのぼると言われています。

今回は目を背けてはいけない、犬や猫の殺処分について。
日本には狂犬病予防法という法律があり、飼い主のいない犬(野良犬)は捕獲され引き取り手が見つからない場合数日以内に殺処分されます。猫はこの法律に当てはまりませんが、飼育放棄をされた猫も同じように殺処分されます。この法律によって殺処分されるのは捕獲された犬や猫ばかりではありません。その多くの犬や猫たちは飼い主によって保健所(動物管理センター)に持ち込まれるのだそうです。ウチの猫が赤ちゃん産んじゃって、でもウチじゃ飼えないし。野良猫が敷地内で猫を産んでしまったみたいで。鳴き声がうるさくて。引っ越し先がペット不可で飼えないから。(犬が)病気になったから…など理由は様々ですがそのほとんどが人間の勝手な理由です。
こうやって犬や猫は保健所に持ち込まれます。その後、コンクリートの狭く暗いオリの中で多くの犬(猫)と過ごします。数日後。引き取り手のない犬や猫はガスによる窒息、その後そのまま焼却されます。この一連の作業が行われるオリを「ドリームボックス」というそうです。苦しんで亡くなるその施設に夢はあるのでしょうか。

悲しい話ですが、これが現実です。

この動物愛護週間に家族や親しい人と一緒に身近にいる動物(犬や猫、鳥、ウサギ、ハムスターなど)について考えてみませんか?
◆突然引っ越しをしなければならなくなっても飼っているペットは引っ越し先に連れて行けますか?
◆飼い主が突然ケガや病気になってもペットの面倒を見てくれる人はいますか?
◆ペットが避妊手術をしてなくて赤ちゃんを産んでも育てられますか?
◆家族が動物アレルギーや喘息になってもペットの飼育ができますか?
◆ペットが重大な病気になっても最期まで治療、又は看病できますか?

上記のような場合になっても遺棄することや保健所への持ち込みという選択肢はどうか除外してください。
今年の愛護週間にみなさんで考えてみてはいかがでしょうか。絶対にあり得ない話ではないはずです。



追記:この記事を書いた後、「ネコママとちびたち」という絵本を見つけました。なんとなく手に取ってみた絵本ですが、中には野良猫の親子の物語が描かれていました。巻末には平成15年度の犬・猫の行政処分数が載っていました。もし出かけた先でこの絵本を見つけたらどうか手に取ってみてください。